ガタが来たらどう対処する?

入歯のガタは、入歯に問題がある場合・歯茎の方になにか問題がある場合とが考えられます。その見極めと対策を考えて行きましょう。入歯というのは、どれだけ精巧に作られていても、とりわけ総入歯の場合で、時が経てば緩んできてしまいます。話をする度に入歯がカタカタ動く方もしばしば見かけます。大きなくしゃみをしたら入歯が飛び出したという話もあります。このようなケースは、入歯が緩んでしまっているなど何かしらの問題が考えられます。歯科医に行き、調節してもらう他ないと思います。痛みを感じる場合も無理をしてはいけません。食べる時に痛いなどという場合には歯科医を受診するべきです。痛みを長い間無理して放っておくと、当たっている箇所に繊維腫が出来て、手術で採らなければならなくなったりと大事になってしまう事もあるのです。良性の腫瘍ならば心配する必要はないといえますが、たいていはちょっとの調整で発生を妨げる事が出来てしまう為、それなら先生に診てもらって調整してもらう方がずっと良いでしょう。痛みを我慢する必要もなくなるわけですし。頭痛・肩こりが入歯によるものだったということもあります。入歯を外せばケロッと治る方の場合、入歯が合わないものと推測されます。調整するか、作り直す事で治ると思います。逆に、入歯を外しても頭痛が収まらない・顎や首の筋肉の痛みが取れないという方は、顎関節症という可能性も考えられます。顎関節症は、あごの関節に無理がかかっている状態です。これによって、めまい・気分が悪い・首筋が突っ張った感じがするなどの症状が現れる場合もあります。勿論、入歯以外の可能性も考えられる為断定こそできませんが、医師に診てもらう必要はあると言えるでしょう。入歯がガタついて困るという場合に、市販で「入歯安定剤」も売られています。パウダー状の物、ペースト状の物が多くあります。入歯の裏に塗る事で接着してくれ、ガタつきを抑えるという商品です。使わずに済ませられるに越したことはありませんが、しかし歯槽骨がすっかり吸収されて土手(歯茎)が無くなってしまっているという方、あごの粘膜が薄くて硬い方などは、そういった商品も上手く利用するのも手でしょう。

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