ドライマウスの年代とは

健康的な人がお口の中に分泌する唾液の量は、1日なんと約1.5リットルもあるようです。唾液はお口の中の浄化液とも呼ばれ、皆さんの口内環境を衛生的に保つ役割を担っています。お薬の服用などで唾液の分泌が抑えられてしまっている人は、ドライマウスを発症しやすくなりますので口の渇きに要注意が必要です。また、高齢者はお薬の服用機会が増加するとともに、表情筋の低下などから咀嚼する力が弱まり、唾液の分泌が弱まると言われています。さらに近年の歯科研究者たちの報告などによりますと、若い世代の人々にも唾液の分泌量の低下がみられ、その背景には現代的な食生活の変化があげられるのではないかとのことでした。唾液の分泌量が減少することからの健康弊害は多岐に渡ることは、各分野の専門家たちからの報告にあがってきているようですので、ドライマウスかな?とお口の渇きを感じたらどの年代であったとしても専門外来などの受診が必要性を考えてみましょう。

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